恐縮です

うちのガレージは屋根がなく、敷地内に電柱があるせいでここ数年鳥のフン害に悩まされているのです。
ある朝、義母の車に水をかけていたら、通りかかった近所の奥様から、電力会社に言えば無料で鳥除けの工事をしてくれるわよ〜、とナイスな助言をいただいたので早速電話したとです。
キレイに掃除したそばから色とりどりのフンを落としていきやがる鳥達が殺したいほど憎いわけです。
いや、結構マジで。
そんな感情を半ばむき出しに電話したら、思いのほか丁寧にお詫びの言葉をいただいて、いきなり恐縮してしまいました。
で、工事の方が見えて、これもものすごく低姿勢に対応していただいて、またまた恐縮しまして。
ビバ東京電力。(何)


工事が終わって、これで車のフン落としから開放されると胸をなでおろしたですよ。
ところが。
まだフンが落ちてるわけです。
ちょいと観察してたら、電柱や電線に取り付けた細い線やトゲトゲをものともせず普通にとまってやがるんですよ。
で、もう一回東電に電話したらまたさらに工事をしてくれると。
恐縮です。


今日2回目の工事が来まして。
電線の上にさらに細い線を付けて鳥がとまるスペースを狭くする作戦らしいです。
工事が終了して、作業員の方お二人と、これで来なくなればいいんですけどね〜、みたいに電線を見上げていたちょうどそのとき、歴史は動いたんです。いや、そうじゃなくて。
一羽のムクドリがなんの躊躇もなくその電線にとまりやがったんですよ。
これ↓
ある意味勇敢なムクドリ

私もびっくりだけど、実際に工事をやった作業員の方々もびっくりだったでしょうな。
たった今自分達が工事したばかりの電線に、なんのためらいもなくとまったわけだから。
「あの狭さなのにとまれるんだ」と、少々ショックを受けてた様子に、なんか思わず「いや〜鳥たちも必死なんですね〜」とか、なぜか鳥を擁護してしまった私。w
手間かけて工事したばっかりなのに、なんだか気の毒になってしまって。


ともかく今日のところはお世話様でした、と。
作業員の方も画像撮ってくれて、それを添付して東電に報告して再工事を依頼してくれるみたいです。
恐縮です。