第3新東京市に行ってきた

先月、某カジュアルショップから日帰り旅行が当たった旨のお知らせが来た。

同行者は5800円かかるということだったけど、ひとりで行くのもアレなので夫を誘って申し込んでみた。

で、昨日が旅行日。大涌谷小涌谷ユネッサンでの温泉とバイキングがメインの旅程。

 

実は私も夫も旅行業務取扱主任者という免許を持ち旅行業登録をしていて、メインの生業のかたわら細々と旅行に関する仕事を請け負っている。夫は添乗員として観光バスに乗る機会が多々あるので、どうしてもプロの厳しい目で見てしまう。旅行のしょっぱなから原価計算とかしてるしw

そういう事情もあり、こういったツアーに参加するのは初めての経験。内部事情を探りつつお客さんとして観光バスに乗るのもマニアックな楽しみ方かもしれない。

 

暑くもなく寒くもなくほどほどに晴れて、最高に気持ちいい天気。

御殿場付近からの富士山。

f:id:s_harui:20120927133800j:plain

新幹線の車窓から以外でこんなにくっきりした富士山を見るのは生まれて初めてで、一気にテンション上がりまくり。

 

中央道降りて箱根方面へ向かう途中、仙石原の地名を見てさらにあがる。

第3新東京市(゜∀゜)ヒャッハー

 

大涌谷はロープウェーから見下ろしたことはあるけど、実際に行ったのは初めて。

硫黄の臭いをかぐと怪奇大作戦を思い出すという夫と、大涌谷といえばシンジくんが逃げ出したとこでしょ、という私と、かみ合うことのない会話を続けつつ黒タマゴを目指す。

 

大涌谷から見える芦ノ湖も絶景。

でもここからじゃラミエルは見えないな←

 

f:id:s_harui:20120927134617j:plain

みーつけた。

しかし、私以外誰一人エヴァエヴァ言ってる人は見当たらず。

 

1個食べると7歳若返るとかいう黒タマゴをとりあえず食べた。

効果はなし。

 

私「1500円て、何が?」

f:id:s_harui:20120926093618j:plain(画像が横になってしまう)

夫「Mだろ、メートル」

あ。そっかΣ(ノ∀`*)ペチ

 

で、このツアーのメインだという箱根小涌園ユネッサンに到着したのが10時半頃。

風呂とか面倒だし、入る気はなかったのだけど、ここって風呂以外で時間つぶせないのな。

しょうがないから入ってやったら、露天風呂超気持ちいい。

長湯ができない体質だから、数種類ある露天風呂をちょこちょこ移動しつつ堪能した。日光を浴びながら素っ裸で闊歩するのがこんな気持ちいいなんて。

こりゃクセになるぞ。

 

バイキングの食事が終わったら、あとは買い物を残すのみ。

小田原のあの有名な蒲鉾屋をめざして、箱根駅伝のあの難関コースを我らのバスのドライバーは山の神となってひた走った。

 

小田原に来ていながら小田原城にも寄らないで、とっとと横浜へ向かった。

朝、出発直後に添乗員が言っていた「最後に宝飾店に寄ります」という言葉がものすごく気になっていたのだが。

問屋街のようなところへ着いたのが15時前。出発時間は16時10分だと。

アクセサリーとか全く興味のない私に1時間30分近くどう過ごせと。

具合が悪いつってバスで休んでるかなと思ったら、もう店の近くにはいない。

みなさんが集められた部屋を覗いてみたら、なんかクイズ大会とかやってる。

バス1台分のお客さんがおとなしく座ってる風景見て、なんか寒気がした。

なんかこういうの夕方のニュースで見たことあるな。どっか海外のツアーでなかば監禁してお土産とか売りつけるの(´д`ι)

1時間ちょっとの間、夫とベンチで待ってたらぞろぞろとお客さんたちが出てきた。

さすがにひっかかった人はいなさそうに見えたけど、バスに戻って斜め前のおばさんが数珠みたいなブレスレットを紙袋から出してるのを見て、夫と共に盛大にコーヒー吹いてしまった。

 

ちょいと後味悪かったけど、大橋JCTのぐるぐるが楽しかったのと三芳PAでいも恋とまい泉のカツサンドが買えたのでよしとした。