弱り目に祟り目

※もしくは泣き面に蜂、あるいは痛む上に塩を塗る


とにかく昨年の秋からうちの夫はとことんついてない。
顔面神経の麻痺が癒えぬまま、今年はちょっとは良い年になるかと淡い期待を抱いていた年明け早々、またもや災難が降りかかった。
今週の木曜日、義母の車で私を助手席に乗せて走行中、渋滞で止まったところに後ろからノーブレーキで突っ込まれてしまった。
まだ事故車を見ていない、というかすでに修理に出してしまってるから破損状況は見れないんだけど、業者の話じゃ「あれでよく無事でしたねぇ」ってくらいひどい衝撃だったらしい。


いや、決して無事ではないんですけどねぇ。


私は何かを取ろうとして自分の足元を覗き込んでいたところだった姿勢が幸いしたのか、左手の指が若干痛むくらいで(なぜそこが痛いのかいまだに不明なんだけど)、夫の方が強く首を痛めてしまった。
いつもの夫なら真っ先に外に出て加害者に「てめぇこのやろ」くらいのことを言う人なのに、前方を見たまま動けないでいた。
救急車を呼ぶかと聞かれ、私はともかく夫は尋常じゃないと思ったので呼ぶことにした。


救急車の中で、名前や住所や連絡先を書き込み、血圧を測ったりしながら、娘や娘と一緒に塾に送っていく予定の友達や夫の当日の夜の予定のキャンセルやらの電話をしまくる中で、夫の年齢を聞かれ「さんじゅう…あ、違、46です」って答えて救急隊員に笑われ、病院に到着寸前に救急隊員に痛いとところはどこかと尋ねられ、はたと考え込んでしまった。(笑)
そのくらいパニくってたってことですな。


レントゲンを撮って受診した結果は、夫も私も頚椎捻挫。全治10日。
でもねぇ、こういうのってあとから痛いのが来るもんなんだよねぇ。


それよりショックだったのは私のレントゲンの画像を見たドクターの言葉。
「骨密度が低いみたいですね。あと腰椎が若干変形し始めてます。加齢によるものですね。」
加齢って。


加齢って?(泣)


まぁでもこれを機に、取り返しの付かなくなる前に骨粗しょう症(疑)対策ができると考えれば、プチラッキー?
いや、無理やりだね。(笑)


こういうの、瓢箪よりコマっていうんだろうか。(違)
あるいは棚からもこみち。(意味不明)