cancer

ちょっと迷ったけど、義母のガンについて書いてみる。
とにかく情報が欲しいので、検索してきた方でご自身もしくはご家族が闘病中の方がいらしたら、なんでもいいから書き込んでいただけたら非常に嬉しい。

2003年秋

市の健康診断で、潜血反応があるので再検査を薦められる。
この何年か前に市内の病院で腸内の検査を受けるが、あまりの苦痛に耐え切れず途中で断念。
今思えばこのとき専門の医師にかかればよかったと思う。
このヘッポコ医師のせいで、母はその後検査を拒否し続けてしまった。
ダメな医者ほど無意味に威張る。その典型のような医者だった。

2004年4月

排便時に出血。それも鮮血ではなくどす黒い。
となりの県のがんセンターを受診。
あれほど苦痛だった腸内検査がなんの苦もなく数分で終了。やはり年間300以上の症例を扱う専門医は違う。

上行結腸の進行がんを宣告される。
このとき医師同士の会話の中で「レベル4」という言葉が聞こえたと母は言う。

2004年6月

大腸の約1/3を切除する手術。
実際に切りとった腫瘍を見た。鶏の卵より少し小さいものだった。
腸管に近い順にN1群〜N4群とあるリンパ節の2群までを切除。
転移は1群までだったと説明され、思ったより進行していなかったことに単純に喜んだ。
術後の抗がん剤投与はなし。

2005年12月

定期検査で大動脈付近のリンパ節にしこりがあることが判明。
ガンマーカーもやや上昇。
転移の可能性大ということで抗がん剤による治療開始を薦められる。

200年1月

県内に一人しかいないという腫瘍内科をセカンドオピニオンとして受診。
Folic Acid、Furuorouracil、Oxliplatinの組み合わせを薦められる。いわゆるFOLFOX(フォルフォックス)。
主治医の意見と一致。ていうか、大腸がんに対する抗がん剤はこの組み合わせがポピュラーで、選択肢はほとんどないも同然。
「なんで手術後にすぐ抗がん剤やらなかったのかな」
と言われた。

2006年2月

がんセンターにて抗がん剤治療開始。
2週間に1度、48時間かけての投与になる。
鎖骨の下あたりに点滴のラインを埋め込んで、自宅で投与できる方法を勧められたが義母はかなり抵抗があるらしく、入院での点滴を強く希望。
比較的副作用が少ないとされているが、手足のしびれと吐き気がある。
ある程度の期間やって休みを取るのかと思っていたが、このサイクルを生きている限り続けなくてはならない可能性が高いという。抗がん剤によってがん細胞が消滅することは統計的にかなり低いのだ。現状を維持するための治療と考えたほうがいいという。
長期間使っていると効かなくなる時期が来る可能性も高い。国内での新薬の承認に関しては、かなり早まってはきているから、今年中にはアバスチンなどの新薬が承認される可能性が高いらしいが、それが必ず効くとは限らない。



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