素数ゼミの謎

素数ゼミの謎

素数ゼミの謎


きっちりとした周期で局地的に大量発生(羽化)するセミがアメリカにいる。
13年もしくは17年という周期なので”素数ゼミ”と呼ばれるその奇妙なセミの秘密を日本人科学者が初めて解いたらしい。


セミ自身が最初から素数を選んだわけではなく、(もちろん素数の概念をセミが持つはずがなく)種の保存の本能上、そのように進化してきた結果、素数という特別な数字毎に大量に発生するようになったという事実が実にドラマチックだ。


お子ちゃま向けに書かれているので、写真と絵がふんだんにあり30分ほどで読み終わる。
専門的な記述は一切ないが、まさに要点だけが簡潔に書かれていて実にすっきりした本。

[読書]貝原益軒 人物叢書

貝原益軒 (人物叢書)

貝原益軒 (人物叢書)